後立山連峰秋山登山
2001年9月22日〜24日撮影
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9月22日寒い朝です。8:30曇り空の下、扇沢より出発。ガスの中、石畳のような道などを登ること約3時間、種池山荘に到着。爺ケ岳に向かって歩き出し、しばらくすると青空がのぞき、剣岳も雲の合間から時折姿を見せてくれました。冷池山荘に15:00到着。翌朝、霜柱を踏みしめながら夜明けを待ち、日の出と朝焼けの鹿島槍を楽しみました。
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6:00冷池山荘を出発。雲一つ無い快晴です。多くの人が鹿島槍を目指しています。山荘に荷物を置いて山頂までピストンする人が多いようです。途中で振り返ると富士山です。約2時間で標高2,889mの鹿島槍ケ岳南峰に到着。まさに360°の大パノラマ。立山、剣、妙高はもちろん、槍、穂高、南アルプス、八ヶ岳、富士山・・・・、日本海、能登半島まで見渡せました。
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北峰に向け、足場の悪いガレ場を一歩一歩慎重に下ります。いよいよハシゴやクサリの連続の八峰キレットを目指します。鹿島槍北峰からキレット小屋まで標高差約400mを一気に下ります。天気が良すぎて余計に高さを感じてしまいます。
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岩にへばりついて、クサリを頼りに進みます。すれ違いはできないので、道を譲り合いながらの前進です。北峰から約1時間30分でキレット小屋に到着。ホット一息。この後、約4時間ガレ場の急登、ながーいハシゴなど気の抜けない山行が五竜岳まで続きます。
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口ノ沢コルを過ぎ北尾根の頭を目指す頃にはG5と五竜岳が眼前に迫ってきます。G5の信州側は絶壁。下を覗くと足がすくみます。G5を無事通過。息を整えて最後の急登に出発。冷池山荘から約9時間、標高2,814mの五竜岳山頂に到着。15:00という時間にもかかわらす、遥か彼方まで見渡せました。さあ、後40分下ると五竜山荘です。
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夜になっても天気はかわらず満天の星空と大町の夜景がキラキラと瞬いていました。翌朝も快晴。日の出と朝焼けの富士山・五竜岳をゆっくり眺めた後、景色と楽しみながら朝食。7:30出発。膝がガクガクになってくる白岳の急坂下って遠見尾根へ。まだ紅葉はそれほどしていませんでしたが、遠見尾根から見る鹿島槍や五竜は昨日とはまた違った迫力があります。名残惜しい気持ちで下山しました。11:30テレキャビンアルプス平駅到着、帰途につきました。
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