いよいよ登山シーズン間近、登山は安全が第一です。


白馬全山の山開き


シラネアオイ

平成16年5月22日(土)白馬岳貞逸祭が執り行われました。
安全祈願の神事がとりおこなわれる白馬全山の山開きです。
晴れ渡った青空が、今年の夏山シーズンの安全を祝ってくれています。


【松沢貞逸】
明治22年北城村平河(現白馬町)の山木旅館(現白馬館)の1人息子として生まれる。こどもの頃から登山家と触れ合う機会も多く、11才の時白馬岳に初登頂。自ら先頭にたって登山ルートを開拓し、18歳の時白馬岳山頂に日本初の山小屋(現白馬山荘)を建設。人と山に対する情熱とその暖かく飾らない人柄は37歳に早世するまで変わらなかったという。

 

平成16年度第38回貞逸祭開催のもよう(撮影・きいちゃん)

猿倉にて「夏の山」「白馬の唄」「雪山賛歌」を合唱後、安全祈願祭の神事がとりおこわれました。10:00テープカット、出発です。昔(どのくらい前かはよくわかりませんが・・・)「白馬駅」で電車到着時に流れていたという「白馬の唄」をご紹介します。

♪1♪ここは白馬雪渓一里 ピッケル片手にさくさく登る 登る行く手のさ霧の中で ヤッホヤッホの声がする

♪2♪ここは白馬東の空に 煙たなびく浅間と白根 レンズのぞいてピントをあわせ 日の出待つ間のひと休み

♪3♪ここは白馬風さえかおる お花畑に昼寝をすれば 夢にコマクサ思いが通う 岳は七月花盛り

昨年より多い80名くらいの方が参加されているようです。白馬山案内人組合の4人のガイドさんが案内をしてくれます。その他に10名のガイドの方がサポートしてくれます。猿倉出発後すぐエンレイソウ、タムシバ、ムラサキヤシオツツジなどを見ることが出来ました。花にはまだ早いようですが、新緑の美しさに目を奪われます。

代掻き馬の雪形が眼前に迫ります。いつも麓から見ていますが、やはり迫力が違います。途中、渋滞が起きていました。その先には一本橋が・・・一人ずつ慎重に渡っていきます。でもご心配なく、ガイドの方が見守ってくれます。林道脇にはエンゴサクの花も咲いていました。あいにくの曇り空ですが、歩くにはちょうどいい感じです。

一時間くらい歩いたあたりから雪道がほとんどになりました。私は軽アイゼンをつけて歩きました。アイゼンを付けていない方のほうが多いようでしたが、あるほうがラクチンですよ。山頂まで登るというテレマークスキーヤーの皆さんにも出会いました。出発から約2時間大雪渓到着です。さすがに雪渓から下りて来る風は冷たく、上着を羽織ってお昼ご飯にしまいた。

雪の量は例年より少し少な目ということです。雪渓の脇の崖の上にシラネアオイの群落が花を咲かせていました。ニリンソウも多く咲いています。遠くて写真にはおさめることができませんでしたが、サクラソウも見ることが出来ました。12:50頃帰途につきました。お昼ご飯を食べている頃からだんだん雲行きが怪しくなっていました。14:15猿倉到着と同時にポツポツと雨が降り出しました。

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