いにしえに思いを馳せ、歴史の道を歩く


昔の道がよく残っています

平成16年6月13日(日)「塩の道地蔵峠道開き」に参加しました。

ずっと行ってみたかった地蔵峠、本日は北小谷駅からの

送迎バスがあるということで安心して参加できました。

ウワサのたけのこ汁もしっかりおかわりして2杯いただきました。

「塩の道地蔵峠開き」は毎年6月の第2日曜日に行われます。

 

平成16年度塩の道地蔵峠道開き(撮影・きいちゃん)

白馬五竜から車で約30分で集合場所の北小谷駅到着。電車で行ってみようかと思いましたが、南小谷〜糸魚川間は2時間に1本位しかないのでやはり車で行きました。電車じゃなかったご覧のような一両編成の気動車です。北小谷駅から本日の出発地点まで標高差約400mを一気に送迎バスで登ります。このバスだけでも乗ってみる価値アリ!出発地点で参加費500円を支払い景品と地蔵峠で行われる抽選会の抽選券をもらいました。

昔の旅をしのばせる道を50分くらい歩くと地蔵峠到着です。途中歴史を感じさせる「貝のひら」「地団駄」など標識があります。白い姿が不気味なギンリョウソウがたくさん生えていました。白馬五竜でおなじみのウラジロヨウラクも咲いていました。【貝の平(けーのびら】戦国期平倉城が武田軍に攻められた時、援軍の上杉勢が到着の知らせにほら貝を吹いたところといわれる【地団駄】上杉勢の援軍が平倉城を目前にして、平倉城が落城した事を知り地団駄を踏んで悔しがったという場所

地蔵峠は細長い広場になっていて二体の地蔵菩薩の安置された地蔵堂があります。受付でもらった抽選券を箱に入れ、道開きのテープカットを行い、千国街道最高所標高1210mの三坂峠(大峠)へのトレッキングに出発。約1時間半のコースです。道開きを主催している小谷村の山を愛する友の会の皆さんがたけのこ汁入れるネマガリダケなどを準備されていました。大鍋で採りたての物を調理してくれます。地蔵堂のそばには乳房の木と呼ばれるセンノキの大樹(写真左)があります。

地蔵峠から先は、登山道のような感じです。こんな険しい道を牛をひいて歩いていたなんて信じられません。昔の旅人が狐や狸に化かされたお話も本当かもしれないなぁ・・・【乳房の木】小谷村指定天然記念物、幹に乳房に似た直径50cm近いコブが数個あることから名前がついた。昔から地蔵尊と共に安産・子授けの神木として信仰されている。

三坂峠には観音様が一体ひっそりとたたずんでいます。どれほど多くの旅人を見守ってきたんでしょうか・・・峠からの見る日本海を楽しみにしていましたが、残念ながらかすんで「あの辺が海だねぇ」という感じでした。三坂峠からは昭和48年に開設されたトレッキングコースに進み地蔵峠に戻ります。途中ユキツバキの群生があります。花は終わっていましたが一輪だけ見つけました。ゆっくり植物観察や写真を撮っていたら最後尾近くになってなした。

地蔵峠に戻ると既に多くの方がたけのこ汁に舌鼓を打っていました。そして抽選会、特産品詰め合わせの三坂峠大賞に大当たりしちゃいました。大き目のザック来て正解。賞品をもってバスの所まで30分以上歩いて戻らなくてはいけないんです。その他に山菜や温泉券などが賞品となっていました。地蔵峠のお地蔵様に子供がお参りすると丈夫に育つといわれていることから、0歳の赤ちゃん参加者は「赤ちゃんトロフィー」が記念にもらえます。本日の赤ちゃん参加者は2人。写真はたいし君5ヶ月です。

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