平成16年度第47回慎太郎祭開催のもよう(撮影・しみみ〜)
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白馬五竜から車で約40分のアルペンルートの玄関口、トロリーバス扇沢駅前で受付です。参加費の1,500円を支払い記念のピンバッチや山の歌集を受け取ります。通常はここから先は車両乗り入れ禁止ですが、今日は特別にバスで少し先まで連れて行ってもらえます。バスを降り新緑の中を歩き始め、約30分ほどで大沢小屋に到着しました。今回の登山は、私、web管理人しみみ〜が参加です。昨年参加した「きいちゃん」は今年は事務所で留守番です。
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大沢小屋から約20分ほどで針の木大雪渓に到着。ここで皆アイゼンを付けます。軽アイゼンで充分ですが、なかには爪の沢山ついているアイゼンをしている人もいました。神事を行い、雪山参加を合唱、お神酒をいただきました。登山の班編成は3班になりました。私しみみ〜は先頭の1班の最後尾のほうを歩きました。ですので真中の写真が最後尾から見上げた1班の登山隊、右の写真は追いついてきた黄色の3班の登山隊です。各班4〜50名はいたでしょうか、3班併せて100から150人くらいいらっしゃたかと思います。大雪渓を登り、針ノ木峠まで目指しましたが、3分の2程登って休憩している最中に大粒の雨が降ってきました。途中やんできましたが、予報では今日から梅雨入り、またいつ降るかわからず、下山となりました。実際、大所帯での登山、雪渓を歩くのになれていない方も多くいらっしゃったようで、下山時は苦労されている方も多く見受けられました。登っている時は平気でも、いざ下りとなると「こんなに急だったの・・・・滑ったらどうしよう・・・」という不安にかられます。
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結果として、その後は16時頃まで雨は降りませんでした。終って見れば「峠までいっても大丈夫だったんじゃないの」という思いを私もちょっと感じましたが、山では結果論は禁物です。初心者もいた事や、100名を越える大所帯という事を考えれば、山では「登る勇気」よりも「引き返す勇気」のほうが大事です。これから夏山に向けて、「無理のない登山」を心がけるようにしましょう。
下山中、オオカメノキ・ムラサキヤシオツツジ・サンカヨウ・エンレイソウ等が咲いていました。またまだ小さいギンリョウソウや、コゼンタチバナ・マイテヅルソウなどの葉っぱもあちこちにありました。7月にはこれらの花が咲いてきそうです。
救護班の腕章をつけた女性の方が神事の際や、休憩の時に笛を吹いてくれました。澄んだ笛の音に皆心なごませていました。大町市の山案内人組合や、観光協会、山岳会の皆様ご苦労様でした。
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