いよいよ登山シーズン間近、登山は安全が第一です。


白馬全山の山開き


代掻き馬の雪形と
美人女性ガイドふたり

平成15年5月24日(土)白馬岳貞逸祭が執り行われました。
安全祈願の神事がとりおこなわれる白馬全山の山開きです。
晴れ渡った青空が、今年の夏山シーズンの安全を祝ってくれています。


【松沢貞逸】
明治22年北城村平河(現白馬町)の山木旅館(現白馬館)の1人息子として生まれる。こどもの頃から登山家と触れ合う機会も多く、11才の時白馬岳に初登頂。自ら先頭にたって登山ルートを開拓し、18歳の時白馬岳山頂に日本初の山小屋(現白馬山荘)を建設。人と山に対する情熱とその暖かく飾らない人柄は37歳に早世するまで変わらなかったという。

 

平成15年度第37回貞逸祭開催のもよう(撮影・しみみ〜)

猿倉にて安全祈願祭の神事がとりおこわれました。貞逸祭とは、白馬岳の開山と発展に尽力を注いだ松沢貞逸氏(1889〜1926)の名にちなんで行われる白馬村すべての山(白馬三山・五竜岳・唐松岳など)の山開きのこと。昭和41年に始まって以来以前は7月に行われてきましたが、3年前より5月に開催。すでにオープンしている山荘があることや、気軽に楽しめるトレッキングコースがあることなどを、より早く多くの人に知ってもらいたいとの思いから早くなりました。

テープカットがすみ、いよいよ大雪渓へ向けて出発です。はじめはブナやトチの原生林の中を歩いていきます。鑓温泉との分岐のところまではもうほとんど道に雪はありませんが、それでも日陰には残雪が残っていました。男性4名・女性2名の白馬村山案内人のガイドがついてくれました。実は私も昨年山案内人の資格をとって白馬村山案内人組合に加盟したのですが、小遠見山までは仕事がら何度もいくけど大雪渓はほんの数回、今回は研修のつもりで参加です。

ショウジョウバカマやエンレイソウ、タムシバ、ムラサキヤシオツツジなどを時折見つけました。今回撮った花の写真は「白馬あちこち花便り」でも紹介しています。白馬岳と代掻き馬の雪形を正面に、雪の上を歩いて行きます。私は行きはそのまま、帰りは雪のある場所はアイゼンをつけて歩きました。軽アイゼンでも歩行がずっと楽になります。

白馬大雪渓に到着。馬尻小屋はまだ雪の中、除雪車が小屋を掘り返していました。白馬岳がいよいよ眼前に迫ります。代掻き馬の雪形も普段ふもとから眺めるよりもずっと大きく見ることができます。夏山登山で猿倉から白馬岳を目指す際は、この雪渓を下端から上端まで約2時間登る。登りきったらお花畑だ。アイゼンを忘れないよう注意して下さい(猿倉荘にもある)。

大雪渓を右に横切って白馬沢雪渓にて昼食。そのまま白馬沢雪渓から下山です。雪渓進行方向左側にニリンソウとシラネアオイが多く咲いている所を通りました。遠めなのでどちらの花も米粒のような写真になってしまいました。

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