いよいよ登山シーズン間近、登山は安全が第一です。


北アルプス大町地区夏山開き


針ノ木大雪渓を登る

記念登山参加者達

平成15年6月8日(日)針ノ木岳慎太郎祭が執り行われました。
百瀬慎太郎を偲ぶとともに夏山登山安全祈願の神事が執り行われました。自然観察会や佐々成政の針ノ木越えで有名な針ノ木峠までの記念登山も行われました。


【百瀬慎太郎(1892-1949)】
大町の対岳館主として登山者の世話をする一方、大正6年に日本初の大町登山案内人組合を結成した。その後、大正15年に大沢小屋、昭和5年に針ノ木小屋を建設し、近代登山の先駆者として活躍。また、若山牧水門下の歌人でもあり多くの歌を残している。「人を想えば山恋し 山を想えば人恋し」と北アルプスへの思いを詠んだ歌は、人々に親しまれている。

 

平成15年度第46回慎太郎祭開催のもよう(撮影・きいちゃん)

白馬五竜から車で約40分のアルペンルートの玄関口、トロリーバス扇沢駅前で受付です。参加費の1,500円を支払い記念のピンバッチや山の歌集を受け取ります。通常はここから先は車両乗り入れ禁止ですが、今日は特別にバスで少し先まで連れて行ってもらえます。バスを降り新緑の中を歩き始めます。

見落としがちですが、目を凝らすとエンレイソウやサンカヨウなどの花が咲いています。途中、何箇所か雪の残っているところがありました。約30分(通常は扇沢から1時間)で森の中にひっそりと佇む大沢小屋に到着。大沢小屋からさらに20分日本三大雪渓のひとつ針ノ木大雪渓に到着。

約100人の参加者と約30人の関係者で安全を祈願しました。そして雪山賛歌を合唱♪10:00二班約60人で針ノ木峠目指して出発。今年の雪渓は雪が多く斜度が緩めで大変歩きやすいということです。アイゼンを着けてひんやりとした雪の上を進んでいきます。

たまにズルっと足が滑ることもありましたが、前の人の踏み跡をたどっていくと楽に歩けます。ストックを二本持って歩いたのも良かったようです。ゆっくりとしたペースで1時間中間地点で小休止。振り返ると結構きつい斜面を登ってきたのが分かります。帰りが恐そー・・・・上からスキーで滑ってくる人たちもいます。

峠が近づくに連れガスが出てきました。出発から2時間20分標高2,536mの針ノ木峠に到着。ガスが晴れず峠からの展望はあまり望めませんでした。天気がよければ槍も見えるそうです。昼食を摂り13:20下山開始。最初は列をなしてゆっくり降りていましたが、だんだんバラバラにそれぞれのペースで下っていきます。

途中からは尻滑りの人もいます。楽しそうなのでビニール袋を取り出してチャレンジ。早いし楽だったけどお尻がびしょ濡れになり途中で断念しました。45分で神事の行われた場所まで降りてきました。調子にのってどんどん降りすぎか?ちょっとヒザ笑ってました。大沢小屋を経由し出発地点に着いたのは14:50でした。そこには焼きたてのお餅の入った美味しいおしるこが待ってました.。

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