八方尾根自然研究路、10月上旬
2001年10月7日撮影
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先週の栂池とはうってかわって雲の中に突入していくゴンドラ。ゴンドラやリフトの上から見る紅葉は素晴らしいものでしたが、これで陽の光に照らされていたらもっと映えるだろうに、今日はいい写真はとれないんカモナ・・・。八方ケルンを経る道程は登りが急なせいか、みんな木道の整備された左周りのルートを歩いていきます。私たちはすいている八方ケルンを経る右周りのルートをとりました。第2ケルン手前で2本の道は合流し、第2ケルンでは大勢のお客さんが休憩しています。今日は連休でまさしく「八方銀座」って感じカナ。あちこちに紅葉した木々が見られました。
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3歳の子供連れで約2時間の道程を経て八方池に到着。11時です。まだいちめんの雲に覆われたままです。とりあえず昼食をとりました。まわりで多くのお客さんが昼食をとっています。もう山は見えないだろうと帰るお客さん、もしかして雲が晴れるかもとねばるお客さん、いろいろです。そしてやがて雲が薄くなり、僅かながら雲間に白馬岳があらわれました。上の4枚の写真、いちばん左の八方池と、残りの3枚では1時間近く時間差があるんだヨ。
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八方池から雲間に除く山肌の紅葉は、晴天のときとは違って幻想的でこれもまた美しい。ふたたび周囲を雲が覆いました。白馬三山を全て見渡す事は出来ず残念でしたが、帰路に着くことにしました。
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白馬三山4連写。娘のメイゴンはまだ3歳、八方池から10分と歩いていないのにもう休憩です。おかげでこの写真を撮ることができました。はじめは一面の雲、やがて合間に白馬岳、杓子岳、白馬槍の順に姿を表し、雲のサンドイッチ状態。また隠れたかと思ったら右から2番目の写真です。ついにくっきりと白馬三山を眺めることができました。
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2時。私たちはもう帰るところですがまだまだぞくぞくとお客さんが登ってきます。雄大な景色を見てみんな感嘆の声をあげています。でもこのとき登ってきたお客さんは実はとってもラッキーって事に自分自身は気付いていないようです。私らを含め11時過ぎからいたお客さんは、実に3時間、八方池周辺でねばったのでした。帰路、石の多い下りを抱っこして歩くうちに、今度は不帰の劍までもが姿をあらわしました。
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そして・・・抱っこして歩くうちに・・・寝てしまいました。寝た子は重い。私も腰をおろして休憩しました。しばらく待たなければ起きない雰囲気なのでビールをリュックから取り出しました。八方池で発泡酒・・・メイゴンに行ったら「ナニソレ?」・・・ダジャレの意味をわかってはもらえませんでした。やがてメイゴンが目を覚まし、「石の道は抱っこしてあげるけど木の道は歩くんだヨ」と約束したとおり、残りの道を全部歩いてくれました。眼下に臨む紅葉の景色がまた綺麗な八方でした。
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